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2回目の凍結胚移植。

前回、凍結してあった受精胚を初めて移植したという記事を書きました。
結果は残念な結果で落ち込みましたが、そもそも不妊治療での妊娠率は自然妊娠の25%の確率なので、一回で妊娠出来るとは限らないし、気持ちを切り替えて次に挑もうという形で初めての移植が終わりました。


血液検査により妊娠してないことがわかり、着床せずに月経が来てしまったので、この月経が終わってから2回目の移植をすることになりました。
一回目と同様な治療をし、今回も移植する受精胚は1つにしました。
月経開始後12日目に病院へ行き、エコーで卵巣の状態を診て排卵を促す薬を注射をし、その3日後に排卵が確実に行われたか再度エコーでチェックして子宮の壁を厚くする薬を注射しました💉

そして、月経開始後16日目に2回目の移植。
こちらも前回同様に、朝病院に連絡してちゃんと解凍出来たか確認してから病院へ🏥
移植の処置前に、培養士さんから移植する受精胚の説明を受けました。
今回移植する胚は、8分割した後の更に進んだ胚とのこと。8分割後また1つの細胞に戻るそうで、その途中の胚を移植することになり、グレードは前回の胚よりも1つ下のグレードで、移植には問題無いとのことでした。

説明後、先生が処置室に入って来て「始めます」と言い、受精胚が入ったチューブを子宮の中に入れ、胚を子宮の中へ。私は「卵ちゃん、どうか着床して!」と、祈るばかりでした。
実はこの時、一回目と違うことがありまして、それは先生が移植中に「あっ…」って言ったんです💦

「あっ、て何?なんかまずったの!?」
と、焦りましたが、先生はその後は何事もなく処置を終えたので、何だったのかは未だに不明ですf^_^;

今回も移植代金は保険適用外で、約¥130,000円。
移植一回につき、この値段は本当に痛いです💦


2週間後に血液検査をして妊娠判定。
その間、移植当日は注射、次の日から中用量ピルを毎日飲みます。これも一回目と変わらずで、またもや気持ち悪いといった副作用が出ました💧

妊娠判定の日、採血して判定を待つ間カフェに行き、気持ちを落ち着かせ再度病院へ。

結果はなんと陽性で、数値的に妊娠の傾向が見られるとのこと!!
「マジー!妊娠してるってこと!?」と、喜んだのもつかの間、先生曰くまだ確定ではないようで、「この先この数値が下がってしまうこともあるので、ぬか喜び出来ない」とのこと(´・Д・)

1週間後にまた血液検査して数値を見るとのことなんですが、妊娠してる状態(着床)を保てるように、妊娠判定の日は注射で次の日からはピルではなく、直接子宮に入れる薬を処方されました💊
この薬、毎朝自分で子宮に入れないといけない薬で、慣れるまでは上手く出来ずビビりながらやってました(;´Д`A
ちなみに薬は「ワンクリノン」というもの。
2回目の凍結胚移植。_b0134055_16015576.jpg
これだけは何故か写真撮ってたので、添付します📷
真ん中の長い棒のところに薬が入っていて、左のツマミをねじり切り棒を子宮に入れて、右の膨らんだところを押すと薬が体内に入っていく仕組みです。
朝やる理由は、この薬は全てが体内に吸収される訳ではなく薬が固まってしまう為。身体を動かす前に注入して一日過ごせば、日中仕事などで身体を動かすから固まりにくいとのこと。それでも少しは固まってしまうので、薬を注入し続けると、体内に吸収されなかった固まった成分がポロポロと身体の外に排出されます。

今まで、点鼻薬や注射、そして飲み薬だったのでそこまで抵抗なかったけど、流石にこの薬は抵抗大でした💦
でも、人間慣れるもので、最後の頃なんてなんの違和感もなくスッと注入出来てました。
のでので、この薬を使われる方は不安に思わなくて大丈夫です✋

血液検査、注射、薬代で保険適用外で、約¥15,000-円でした。


1週間後、再度血液検査のため病院🏥
結果、数値も下がってなく、妊娠状態をキープ出来てるとのこと!!
「今度こそ、大丈夫だよね?」
先生からは「1週間後また同じ検査をします。ワンクリノンも引き続き1週間やって下さい」とのこと。

むーん、そうやすやすと喜ばせてくれないのか…(。-_-。)
それもそのはず、実は不妊治療で妊娠出来たとしても、流産率が自然妊娠よりも少し高いんだそうです。
なので、念には念をということみたいです。

それを聞いたとき、移植で着床する確率も低ければ流産率も高いなんて、不妊治療で子供を授かるのは本当に狭き門なんだなと。そして、1年、2年と長い治療を余儀なくされる方もいるのも事実。
不妊治療という現実をここでも感じました。

血液検査、注射、薬代の保険適用外のものと、助成金証明書も書いてもらい、約¥16,400-円でした。


そして、また1週間後に3回目の血液検査。
結果、数値は下がってなく、先生も「大丈夫でしょう」と、今度こそ妊娠確定の診断が出ました(๑>◡<๑)
「ヤッター✨本当に、本当に今度こそ大丈夫なのね。確定まで長かった〜!!」

今回は血液検査だけだったので、保険適用外で約¥3,200-円でした。


これで不妊治療専門の病院が卒業かなと思ったんですが、心拍確認と胎嚢確認出来るまで、この病院でエコー検査を重ねることになり、3回目の妊娠判定の血液検査から2週間後、そしてその1週間後にエコー検査に加え、血液検査と尿検査をしました(この検査は産科でもやる検査なので、母子手帳をもらったときに別冊でついている、検査助成金の紙で賄えました)。
この血液検査と尿検査では、朝何も食べない状態で検査をしないといけないのですが、この頃から食べ悪阻の症状も出始めていたので、気持ち悪さを感じながら検査したのを覚えてます。

でも、エコー検査にて赤ちゃんの心拍と胎嚢が確認され、日を追うごとに胎児の形が変化していく姿が見ることが出来、安心しました( ´ ▽ ` )


不妊治療専門の病院へ通いだしてから、8ヶ月。
短かったのか長かったのか、治療をこなす毎日で感覚がよくわからない感じでしたが、ようやく卒業出来た喜びのテンションのまま、その足で夫と近くの産院へ行きました🏥


1・2年と治療している方にとっては、私の治療期間は短いかもしれません。
でも、不妊治療を通して、いろいろ学びました。妊娠って当たり前のことではなく、奇跡なんだなということも知れました。
治療は大変なこと辛いこといろいろあったけれど、不妊治療したおかげで夫との絆も深まったと思います。
先生にとっては一患者なので、淡々と当たり前の診察や治療、処置をしたのかもしれません。でも、最後まで信じてついて行って本当に良かったと思いました(*^o^*)
先生には感謝してもしきれません🙏✨


ということで、今回はここまで。
次回、最終回のまとめ編です。

by nyann-nyann-nyann | 2018-06-27 15:16 | musician的 不妊治療 | Comments(0)