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採卵後2日目以降の副作用と凍結保存。

前回の記事では採卵の当日の流れを中心に書きましたが、今回は2日目以降の話を書きたいと思います✍️

採卵前にホルモン治療をしていた時、先生から「卵が思ったより多く出来たので、採卵後にOHSS(卵巣過剰刺激症候群)という副作用が出ますので、覚悟しておいて下さい」と言われ、「覚悟?どんな症状なん?」とピンとその時はピンと来ませんでしが、よくよく話を聞くと卵巣が腫れて腹水が溜まり、重度になると胃の方や肺の方まで腹水が溜まって呼吸が辛くなる方もいるので、酷い時は入院する方もいるとのこと。
そんなん言われたら恐怖でしかありません😱

採卵したすぐ後に凄まじい痛みに襲われ、ただでさえ萎えていたのに、今後どうなるのかビビっていて「どうか、酷くなりません様に🙏💦」と祈るばかりでした。

実際はどうなったかというと、やはり次の日から腫れて出始め痛みも引かずでした💧
ロキソニンで痛みは緩和されていたものの、痛いは痛いので耐えていました。食欲もなく、朝から晩まで寝るしか出来ませんでした。
眠ってる時だけは痛みから解放され、起きるとまた痛みが襲ってくるというループ。
その次の日もその次の日も、日を追うごとに腹水は溜まり、ついには胃痛が出始めました。
腹水が上がって胃を圧迫していたんだと思います。

採卵から3日後、卵巣の状態を見るために痛みをこらえ頑張ってタクシーで病院へ行き、診察を受けました。
「やはり腫れが出ていますね。ピークはこれからかもしれません。入院することも出来ますが、安静にしてれば引くので自宅でも変わらないと思います。入院すれば気持ち的には安心かもしれませんが入院費がかります。どちらが良いですか?」と先生。
私が「うーん…」と悩んでると、「まぁ、自宅安静でも病院でも変わらないからねぇ…」と先生。

これからもしかしたらピークが来るかもしれない。でも、今まで治療費がかなりかかってるし、自宅でも変わらないということなので、悩みましたが入院はせず自宅安静にすることにしました。
結局、この後ピークが来なかったので、結果的に自宅安静にして良かったですε-(´∀`; )
ちなみに、音楽教室の仕事は1週間後に、そして演奏活動は2週間後に再開しました🎵

そうそう、採卵の3日後の診察の時に、そこまで卵巣が腫れていなければ、受精卵を少し培養させて作った受精胚を体に戻す、胚移植という処置を行うそうなんですが、私は卵巣が腫れていたのですぐには移植は出来きず、胚を凍結保存することになりました。
先生曰く、移植することでOHSSによる腫れが増してしまうとのこと。


凍結保存の金額ですが、保険適用外で約¥43,000- (5個の受精胚)でした。


卵巣の腫れは月経が来るたびに徐々に引くそうなので(卵巣が綺麗になっていく感じ)、私の場合は結局、2回スルーすることに。
毎回月経後の排卵日近い日に病院へ行き、腫れの様子を見て「今回はまだ腫れててダメですね」と言われる度に「移植はいつ出来るのだろう」と残念な気持ちに。
採卵して胚が出来、やっとスタートラインに立てたものの、スタートが切れない状態に少しセンチになってました(´・_・`)

でも、こればかりは仕方がないですね。
万全な状態で移植しなければ、授かるものも授からないと思うし、先生だって少しでも確率が高い方が良いだろうし、それにせっかく出来た胚は無駄にしたくないと思うし…

この時8月。
移植が待ち遠しい感じでしたが、いつ行けなくなるかわからないので、移植本番まで好きなことしようと、ここ二、三年で趣味になった山登りを再開したりして、日々楽しむことにしました⛰


そんなこんなで、採卵後3回目の月経の時に受けた診察にて、「今回移植出来そうです」と先生のゴーサインが出ました。
待ちに待った移植です!!

ということで、次回は移植編になります。


by nyann-nyann-nyann | 2018-06-21 15:09 | musician的 不妊治療 | Comments(0)