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ホルモン治療と採卵、そして仕事のやりくり。

前回、私が行ったロング法というホルモン治療について書きましたが、今回は治療と仕事の両立編を書きたいと思います。

治療の手順や内容だけ書いてもよかったんですが、実際どんな感じでやりくりしたのか気になるところだと思ったので、採卵編の前に書こうと思いました。
参考になればと思います(^-^)


まずご存知かもしれませんが(?)、私はフルートで演奏活動をしつつ、音楽教室で講師として働いていますが、ホルモン治療を行う前にまずやったのは、教室の店長に相談することでした。

私が通っていた病院はありがたいことに仕事場と同じ駅にあったのと、予約制ではないものの比較的待たないで治療が受けられたので、レッスンの合間に病院へ行き注射をして、そしてまたレッスンに戻るといった形で治療をしていました(病院によっては、混むところだと予約しても2時間待ったりするところもあるみたいです)。
ただ、体調の変化は治療してみないとわからない部分もあり、何かあればレッスン日を休講させて頂き、補講をその都度教室と生徒さんで相談させて頂くこと、レッスンの合間を縫って注射を打ちに行くときに、もし病院が混んでいたら次の生徒さんだけ間に合わないかもしれないので、お待たせしてしまうかもしれないので生徒さんと相談しつつ少し時間をずらしてレッスンをさせて頂くことなど、教室の方に伝えました。
なのでもちろん、生徒さんにも私が治療していることをオープンにして、万が一のときはご迷惑をおかけするかもしれないとお伝えしました。

私は病院に通院するにあたり、仕事場と病院の立地が近く凄くラッキーだったのと、教室と生徒さんに理解して頂き、とても有り難たかったです(*'▽'*)

私の周りで不妊治療している友達や知り合いは、わざわざ東京の方に通っていたりで職場との距離があるからスケジュールのやりくりが大変と言っていました。
会社員の方は通院する為にその都度半休をせざるおえず、会社の理解が無かったり、デリカシーのない上司や職場の方がいて、セクハラまがいの発言されたりと、周りの目を気にして仕事を辞めて治療に専念する方もいるそうです。
治療して確実に赤ちゃんが授かるとは限らないし、治療にはお金が沢山かかり、いつまで治療することになるかは人によります。仕事と治療の両立で大変な思いしている方が多くいるのも現状です(´-ω-`)

演奏活動との両立ですが、ホルモン治療の注射するにあたり子宮が腫れたり、浮腫んで体重が増えたりはしましたが、子宮の痛みやダルさはさほどなくフルートが吹けなくはなかったので、気持ちを切り替えつつなんとか演奏しました🎵
ときには注射を打った後に演奏してました。じゃっかんの痺れはありましたが、そうゆう時は腕ではなくお尻に打ってもらったり、やりくりしました。

ちなみに、普段live共演のお誘いなどは、2・3ヶ月前に頂くのですが、今回はその時体調がどうなってるかわからないこともあり、もしかしたら採卵前後と重なって演奏が出来ないかもしれなと伝え、そんな状態でも大丈夫か話を頂いたときに相談しました。
不確かなスケジュールの状態でもlive共演に誘ってくれた共演者には、ありがとうと心から思います。
自分のリーダーliveは採卵後落ち着いたら入れたり、コンスタントに入っていたvocal supportのブッキングは全てお断りしました。

それでも調整仕切れない部分があって、先生の宣言通り採卵後は副作用も出たので、フルートを吹くことは出来ず、採卵後に決まってたliveはトラをたてて代わって頂いたり、レッスンのお仕事も採卵後は調整させて頂き、決まってたレッスン日は後日補講したりして、1週間は仕事を休ませて頂きました。


という感じで私は皆様のお陰で治療と仕事をやりくり出来ました。
当時を振り返り、教室の店長はじめスタッフの方々、生徒さん、そしてliveの共演者&トラで演奏に入って下さった方には、感謝の気持ちでいっぱいです(^人^)✨


ということで、今回はここまで。
次回は不妊治療の中で最大の山場と言って過言じゃない、採卵と麻酔が切れた後のことを書きたいと思います。

by nyann-nyann-nyann | 2018-06-18 16:40 | musician的 不妊治療 | Comments(0)